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姿勢|腰部脊柱管狭窄症|症状や状態に合わせた姿勢

コラム

腰部脊柱管狭窄症は、退行性変化による骨性狭窄、椎間板変性、椎間関節の骨性肥厚など様々な原因により脊柱管が狭小化し、神経や血管が圧迫されることで、腰痛や下肢痛、しびれなどの症状が生じる病態です。

この病態の特徴として、神経性間欠跛行と前屈姿勢での症状改善があります。

神経性間欠跛行とは、歩行により下肢痛やしびれなどが生じ歩行困難となりますが、休憩すると回復するような状態のことです。

このような症状を有する方の場合は、必ずしも真っすぐな姿勢が良いというわけではありません。

前屈姿勢の方が症状が少なく、生活上の負担が少ないのであれば、見た目上は少し前屈姿勢でも、腰椎の上下にある胸椎や股関節の柔軟性を高めることで腰椎の負担を減らしたり、インナーマッスルの強化を行ったり、歩行車のような歩行補助具の使用をお勧めしたりします。

このように症状や状態に合わせて姿勢を判断できるのは、今まで病院やクリニックでリハビリテーションに携わり、多くの患者様と関わってきたからです。

腰部脊柱管狭窄症だけでなく、腰椎椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、変形性脊椎症など多くの腰部疾患患者様をみさせていただいた経験がありますので、専門的な運動などをする場所をお探しの方は、ぜひ一度フィジカルコンディショニングセンター成増までお越しください。