お知らせ

動作|デュシェンヌ歩行と鵞足炎

コラム

前回のコラムでトレンデレンブルグ歩行を取り上げましたが、今回はトレンデレンブルグ歩行と逆の動きをするデュシェンヌ歩行についてです。

図のように支持している脚側の骨盤が下がり、振り出している脚側の骨盤が上がってしまう歩き方をデュシェンヌ歩行といいます。

デュシェンヌ歩行では、脚の内側の筋肉や腱、靭帯に強い負荷がかかります。

鵞足炎の方はこのような歩行になっていることが多くあります。

また、変形性股関節症の方も股関節の不安定性をかばうためにこのような歩行になっていることがあります。

デュシェンヌ歩行の方もやはりトレンデレンブルグ歩行の方と同様に、下肢の筋力低下だけでなく、体幹の筋肉、特にインナーマッスルの働きが良くないことが多いため、症状のある部分だけでなく全身の調整が必要になります。

下肢関節の痛みでお悩みの方、ぜひ一度フィジカルコンディショニングセンター成増までお越しください。