お知らせ

動作|腰椎椎間板ヘルニア|身体の動きの特徴

コラム

腰椎椎間板ヘルニアは、脱出した椎間板組織が神経根を圧迫して腰痛や下肢痛を引き起こす病態です。

好発高位は、L4/5椎間板、ついでL5/S1椎間板であり下位腰椎レベルになります。

動作時に下位腰椎レベルの屈曲が強い方は注意が必要かもしれません。

例えば前屈動作を行ったとき、骨盤の後方移動と股関節の屈曲が適度に生じている場合は、腰椎の屈曲も適度となります。

しかし、骨盤の後方移動と股関節の屈曲が制限されると、それを補うように腰椎の屈曲が過剰に生じてしまうため、椎間板にはより強い負荷がかかってしまいます。

このような動きの習慣化により椎間板への過剰な負荷が積み重なると、微細な組織損傷を引き起こし、発症リスクが高まってしまいます。

股関節の柔軟性向上と腰椎や骨盤帯の安定化により動作に変化が生じることで椎間板の負荷は軽減していきます。

腰痛でお困りの方、ぜひ一度フィジカルコンディショニングセンター成増までお越しください。