前回は、スマホ首改善のためのセルフエクササイズとして肩の上げ下げエクササイズをお伝えしました。
丁寧に行うと僧帽筋の緊張が落ちて肩が下がり軽く感じると思います。
実際にやってみていかがでしたか?
今回もスマホ首改善のためのセルフエクササイズをお伝えしたいと思います!
第7回は、『スマホ首と肩こり|スマホ首改善のためのセルフエクササイズ②』です。
今回は、「顎引きエクササイズ」をご紹介します。
スマホ首では、肩こり筋である僧帽筋など頭頚部の後ろに位置する筋肉が固くなる一方、頚椎の前面に付着している深層筋がうまく使えない状態です。
筋肉のバランスが崩れている状態なので、固くなっている筋肉をほぐすだけでは、また同じ状態に戻ってしまうことが多いです。
頚部の深層筋をしっかりと使う練習を行い、スマホ首を改善していきましょう。
① 仰向けで寝ます。
※ ここで注意していただきたいのは枕の高さです。スマホ首の方は、枕なしで寝たとき顎が上がり、顔の面が頭側に傾いてしまいます。ですので、顔の面が床と平行になるように枕の高さを調整します。猫背も強い方は肩甲骨あたりまで隙間を埋めると力が抜けやすいです。
② 2~3割の力で後頭部を枕方向に真っすぐ押し付けます。
③ 押し付けた状態をキープしたままゆっくりと顎を引きます。
④ 1日に10回×3セット行います。
仰向けで枕なしで寝たときに顎が上がってしまう方は、このエクササイズを行ったあと、もう一度枕を取って寝てみてください。
顎が引けてきて寝やすくなっていますか?
このエクササイズがうまくできると徐々に顎の上りが軽減してきますので、それを指標にして継続していくと良いと思います。
また、エクササイズを行う前後で深呼吸を行ってみてください。
エクササイズがうまくできると深い呼吸がしやすくなったりもします。
ぜひ試してみてくださいね。
次回もスマホ首改善のためのセルフエクササイズをお伝えしたいと思います。
スマホ首(ストレートネック)を良くしたいと思っている方、ぜひ一度フィジカルコンディショニングセンター成増までお越しください。